産科・婦人科 obstetrics and gynecology

診療内容medical treatment

妊娠・出産だけではなく、女性の一生(思春期から更年期以降まで)を医療面でサポートしていきます。

  • 思春期外来
  • 不妊症外来
  • 更年期外来

産院としての専門医療specialized medical care

出産前

妊婦健診

母体の健康状態、赤ちゃんの発育を把握するためにとても重要な健診です。当院の妊婦健診では、毎回超音波検査を行っています。
また、妊娠・出産には不安や疑問がつきものです。妊婦健診は妊娠・出産・育児に関する悩みや不安を相談できる場でもあります。

保健指導

いいお産をするためにマタニティライフをどう過ごしたらいいか、助産師・看護師が指導します。

4D超音波診断装置

おなかの赤ちゃんの動きをLIVE映像で!

お腹の中で日々成長している赤ちゃん。超音波診断装置で、胎児の様子を見てみませんか。4D超音波診断装置では、おなかの中で動いている赤ちゃんの様子をリアルタイムで見られます。
あくびをしている顔、笑ったりしかめっ面だったり表情もはっきり映ります。時々お腹を蹴ったりする感覚はあるものの、はっきりと映像を見たり、心音を聞くと、より一層お腹の赤ちゃんに対する愛情が湧いてきます。

4D photoギャラリー
4D photo
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男女産み分け指導

超音波検査と尿中ホルモン測定によるタイミング法とその確率
排卵日と卵胞の大きさを超音波で診断して受精のタイミングを指導します。卵胞の大きさによって男の子が出来やすい時と女の子が出来やすい時があります。

出産

ソフロロジー

フランスで生まれ、いま日本でも新しい出産法として注目されているソフロロジー。これはポジティブにお産を考える出産スタイルです。
陣痛は痛い?恐い?大丈夫。陣痛は恐いものではありません。でも、なかには陣痛やお産に対する不安や恐れが先立って、楽しい思いになれないという方もいらっしゃると思います。
そんな不安を、ソフロロジー式分娩法はプラスのエネルギーに変えていきます。妊娠中にイメージトレーニングをすることで、自然にお産が楽しみになっていくのです。
妊娠中から積極的に、おなかの赤ちゃんを中心に考えていくことで、母性が育まれ、本当の意味での「お母さん」になっていくのです。これがソフロロジーのベース『母性の確立』です。

無痛分娩(硬膜外麻酔分娩)

野口産婦人科医院でのお産の約25%~40%の方が無痛分娩(硬膜外麻酔)を希望されます。(*H20~29年度統計)
長くつらい痛みを軽減し、体力を温存し、より感動的なお産をするための選択可能なひとつの手段です。

硬膜外麻酔管理料 80,000円〜(*R5.4月~)
  • 時間外・休日・深夜加算により変動いたします。
メリットは?
  • 産婦さんの産道の緊張を取り去り、赤ちゃんを楽に産むお手伝いをします。
  • 子宮の筋肉が柔らかくなるので、赤ちゃんに十分な酸素を供給でき、赤ちゃんが酸素不足になるのを未然に防ぐことができます。
  • 産婦さんの痛みが軽減されることによって、痛みからくる血圧上昇を防いでくれます。普段から血圧の高い方や妊娠中毒症の方には最適です。
  • 子宮口や産道が硬くて難産になる恐れのある方や羊水が少ない方にも最善の方法です。
デメリットは?
  • 陣痛が弱くなった場合、分娩までの時間が長引く場合があります。
  • 血圧が低下することによって吐き気が起こる場合があります。(これは普通分娩の場合でも起こりえます。)
  • せき髄の血腫などが10000分の1の確率で起こる場合があります。
出産の痛みを経験しないと母親になる自覚が芽生えないのでは?
いわゆる母性本能、母性行動は出産の痛みを経験することによって芽生えるものではありません。
母性本能は出産直後30分~60分間におこなわれる授乳(母乳は出ていなくても赤ちゃんに乳首を吸ってもらう)とその後の頻回授乳行為によって分泌される潤沢な母性ホルモン(プロラクチンとオキシトシン)によって徐々に芽生えていくものといわれています。
この出産直後の「母と子のゴールデンタイム」といわれている30~60分間をゆったり過ごすためにも硬膜外麻酔をすることで陣痛の痛みを軽減して体力の温存をしようとするのも一つの考え方です。
前もって、無痛分娩の希望を申し出ないといけませんか?
そのような方もいらっしゃいますが、お産が始まってから無痛分娩に切り替えられる方も多いです。それにも十分に対応できます。
日本産科麻酔学会 無痛分娩Q&A

里帰り出産

里帰りご希望の患者さんへ

この度は、お里帰り先に当院を選んでいただき、ありがとうごさいます。

現在、報道等にもあるようにコロナウイルスの感染が問題となっております。当院では、妊婦さんやママと新生児を守るため、また院内感染防止、以下の注意事項をお願い致しております。

お里帰りで、当院へ受診の際は、下関へ帰省して 2週間経過後、体調の問題がなければ、検温後マスク善用の上、受診としております。

  • 当院は予約制となっておりますので、受診の予約は、お里帰りして2週間後で受診できるようにお早めに帰省・予約をお願いいたします。帰省してからの2週間、毎日の検温と血圧を計測・記録していただいております。血圧計をお持ちではない方は、帰省するまでにご準備願います。記録用紙は、用紙紛失等防止の為、ご実家へ郵送させていただきます。受診予約の際に、ご実家のご住所をスタッフへお伝えください。
    例:32週でのお里帰りをお願いしておりますので、30週代で現在ご受診中の病院にて紹介状をもらい、帰省し2週間後32週代で当院受診
  • 受診時は、待合は原則ママのみとなっております。付添の方は、申し訳ごさいませんが、お車での待機となります。
  • 病棟には、抵抗力の低い新生児や産後のママがいらっしゃいます。ご入院時の、面会は現在お断り致しております。
    上にお子様がいらっしゃる時は、極力預けて来ていただくか、ご一緒にお車で待機となります。

ご不明な点がごさいましたら、当院までこ連絡ください。
大変ご迷惑をおかけしますが、ママと赤ちゃんを守るため、しばらくの間、ご理解とご協力をお願いいたします。

立ち会い分娩

経膣分娩、帝王切開ともに、条件付きで立ち会い分娩を行なっております。
バースプランに沿って、ビデオ撮影をしたり、立ち会われたご家族にも、臍帯を切ってもらうことなどができます。

産後

2週間健診

ママと赤ちゃん、一緒に来院していただきます。
ママは、産後の回復状況やおっぱいチェックをします。
赤ちゃんの体重や栄養状況を確認します。

1ヶ月健診

ママの産後の回復状況の確認をします。
赤ちゃんは1ヶ月健診から小児科での受診となります。

母乳外来

退院後も母乳育児をサポートできるように母乳外来を行っています。
助産師が授乳中の乳房トラブルに対する乳房のケアや、母乳育児相談を行っています。